アメリカのトランプ前大統領は27日、暗号資産「ビットコイン」のイベントで演説し、大統領に返り咲けば、「アメリカをビットコイン超大国にする」と訴えました。
トランプ氏は演説で、暗号資産を「人類の偉業」と絶賛した上で、アメリカが暗号資産をリードしなければ「中国や他の国々が支配していく」と懸念を示しました。
その上で、自身が大統領に返り咲けば、「アメリカをビットコイン超大国にする」と訴え、バイデン政権の取り組みを批判。「ビットコインはドルを脅かしているのではなく、今のアメリカ政府の振る舞いがドルを脅かしている」と述べました。
トランプ氏は具体策として、証券取引委員会のゲンスラー委員長を解任し、大統領諮問委員会を創設するとしたほか、アメリカ政府がビットコインを準備資産として保有するとしています。
トランプ氏はかつて暗号資産を批判していましたが、5月には暗号資産での献金の受け付けを開始するなど、方針を転換しています。
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