「個別SST」のキーワードで集客、VR体験を効果的に活用!保護者の皆様からのニーズに応えた良質な療育を提供開始、3ヶ月間で10名を超える新規利用者の獲得へ。【導入事例:ミライ・オ様】 | emou[エモウ]

2020.10.14

<ミライ・オ株式会社>

神奈川県茅ヶ崎市で放課後等デイサービス施設「ミライオ」を運営。小学校の低学年から中学年を中心に、脳機能トレーニングや学習サポート、脳機能を活性化するような運動支援などを提供しています。中高生を対象とした就労準備型放課後等デイサービス「ミライオPLUS」の富岡様にお話をお伺いしました。    

――――コロナ禍の影響はありましたか

通所に変わる代替サービスとして、「おうちでミライオ」と銘打ち、自宅支援、Zoomを利用した遠隔の支援を積極的に行っていました。 ご利用される方も多く、好評で、5月頃がピークでした。 6月以降は、通所も再開し、保護者の方が家に不在になるようになってきたため、今は当施設では通所のほうが多くなっています。

「個別SST」が集客に有効なキーワードに

  ――――最近の施設のご利用者様に変化はありましたか

7月から、「個別SST」というプログラムを開始しました。 お子様のレベルに合わせて、マンツーマンから最大でも3名ほどでSSTを実施します。 この、「個別SST」を始めたことで、施設の利用回数が倍近く増えた方もいますし、夏休みの特別プログラムも合わせると、11名ほど新規の利用者様が増えました。  

――――「個別SST」が集客として響いていますね

はい、個別の支援、そして質の良い支援を希望する保護者様の声が大変多いと感じています。  

――――「個別SST」では、具体的にどのような内容を行っているのでしょうか

土曜日と月曜日にそれぞれ90分間で、PCを利用したものや、脳機能向上プログラム、そしてSSTです。 emouもこの枠で利用しています。 できるだけ、施設を利用してくれているお子様に、emouを分け隔てなく実施するようにしています。 新しく来たばかりのお子様にも、emouに慣れてもらうために、最初は動物園コンテンツなどでVR体験をしてもらい、その後に本題のSSTに入るなどの工夫をしています。 「個別SST」では、参加してもらう人数を少なくしていますので、レベルが同じようなお子様達が集まりやすく、会話やディスカッションでも発言が多くなっている印象です。 emou以外のSSTももちろんなのですが、emouでのVR体験のときはとても盛り上がりますね。 また、支援スタッフ側としては、emouの「セッションシート」を活用することで、短い時間で効率よくSSTを実施することが可能になっていると思います。

「保護者会」ではなく「懇親会」で、親御様同士のコミュニケーションの場を提供

  ――――保護者の方とのコミュニケーションはどのようにされていますか

施設を利用しているお子様の保護者の方を集めて、懇親会を実施しています。 「保護者会」ではなくて、あくまでも「懇親会」として、親御様同士のコミュニケーションの場を提供しています。 まだ始めたばかりではありますが、保護者の皆様同士で、お子様の進学や進路なども話し合えるような場になればいいなと。 そして、その懇親会では、今後、emouを保護者の皆さんにも体験してもらう計画を立てています。 日々の活動を動画で共有することなどを行っていまして、もともとemouは、保護者の方にも大変好評でした。 保護者様自身が体験したいという声も上がっていました。

思春期編のコンテンツの充実に期待

  ――――最後に、支援されている皆様や保護者の方から、期待されるコンテンツなどがありましたらお聞かせください

思春期編のコンテンツがもっと増えることを期待しています。 ランドセルや制服じゃなくて、普段着で、学校の風景ではなく外などで。 例えば、買い物や公共交通機関の利用など、外の活動中でのSOSの出し方などがあると、お子様の自立支援に繋がると思います。 あとは、家庭内のコミュニケーションについても今後の課題として話題に挙がることが多いですね。

ありがとうございます。今回は、貴重なお話を聞かせていただきました。 保護者の皆様にもemouを体験していただき、ご理解をいただくことで、施設からの支援とご家庭での支援が繋がっていくのだと思います。 ぜひ、保護者の皆様からのご意見やご感想なども、今後またお聞かせいただければ幸いです。

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