2020.11.26
公立学校の特別支援学級でも、VRを活用したソーシャルスキルトレーニング「emou」のご利用が広がってきています。今回は、千葉県市川市にある新浜小学校様で、「自己紹介」「聞く態度」をテーマとした公開授業が行われました。
新浜小学校特別支援学級学年主任 伊勢先生
「VRをツールとして行動の般化を目指した授業デザインしました。絵カードなどで示した時だとそれを見て場面の理解をするのが難しい。VRなら視聴ではなく体験になるので、場面を想像するのが難しい子たちへのアプローチが一番できると感じました。またVR体験中の視線データをリアルタイムでとって、そのデータをもとに私たちが解釈をして、すぐに子供たちに良かった点、悪かった点を返してあげることで次の実践のときに活かすことができると感じました。」
同校講師 谷口先生
「VRを使ったSSTの回数を重ねることによって子供たちは伸びいると感じています。人に対して伝えたい、僕の話を聞いてくれという表情も目線も日常生活の中でとても増えてきました。短い時間の中でも伸び代があったと思います。」
児童A
「(VRを使ったSSTは)楽しいです。何回もやれるからです。(VRで練習することで)目線が合うようになったり、うなずいたりすることができるようになりました。もっと(VRで)社会の色々なことを体験したいです。」