発達障がいにおけるアセスメント(検査)とは?詳しく解説

発達障がいにおけるアセスメント(検査)とは?詳しく解説
発達障害は、児童だけでなく比較的多くの人が患う問題で、発達に関する特性や障害の度合いを見極めることは容易ではないとされています。そのため、特別な教育措置を設けたり、サポート受けたりすることが重要です。そこで、発達障害者を対象としたアセスメント、つまり検査を行うことが注目を集めるようになってきています。

以下では、発達障害におけるアセスメントについて解説します。

1.発達障害者支援施設の利用者入所時にアセスメントを行う重要性


発達障害は個々の問題や特性が異なるため、自分自身で判断することは難しく、第三者視点でも正確に見極めるのは容易ではありません。そのため、客観的で誰もが理解し共有できる基準に基づき、発達障害者の状態を把握することが重要となってきます。

特に発達障害支援施設においては、支援対象となり得るか、利用者へどんなケアをすべきかを決定するためにも、施設運営者や働くスタッフ・発達障害者の家族にとって、こうした理解は欠かせません。

これをアセスメントといいます。アセスメントにはいくつかの手法がありますが、大きく分けて二つのことをチェックするために行われます。

1.1知的能力を知る


アセスメントは本人の知的能力を知るために行われます。モノを認識する能力、言語能力、記憶力、状況判断能力、集中力などがあります。これにより、発達障害の度合いを知ることができます。適切なサポートによってこうした知的能力は向上していくことも多いので、支援をする際の評価基準や目標設定のポイントとなります。

1.2発達障害の傾向をつかむ


発達障害の傾向をつかむためにも行われます。一口に発達障害と言ってもいろいろなタイプがあり、現れる特徴や原因、支援の難しさが変わってきます。具体的には、多動性障害や注意欠陥、自閉スペクトラム症などがあります。単に知的能力が低いということだけでなく、それぞれの傾向を知ることで、より個人に合ったケアの方法を探ることができます。

発達障害者支援施設において行われるアセスメントでは、印象重視のあいまいな基準ではなく、明確に数値化することが重要になります。また、数値化されたアセスメントを行うことにより、それぞれの知的能力のばらつきも知ることができます。例えば、記憶力や思考力はあるものの、言語化する能力が低いだけという数値が出ていれば、集中してケアすべき分野が分かります。各々に合うサポートの中身を決めるためにも役立つわけです。

2.発達障害者支援におけるアセスメントツール


発達障害をアセスメントするためには、いくつものツールが存在します。また、発達障害タイプごとに異なるものが用意されています。

例えば、ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)向けのアセスメントには、M-CHATやPARSがあります。適応行動もしくは生活能力をアセスメントするためのツールには、ヴァインランド適応行動尺度やASA旭出式社会適応スキル検査などがあります。

発達障害の傾向に合わせてツールを活用することで、精度の高いチェックができるようになり、知能を可視化、数値化することで、今後の改善に繋がるデータ取得をすることも可能です。

3.アセスメントを行えるのは特定の資格者のみ可能


分かりやすい形で検査手法が示されたツールがあるものの、アセスメントの実行者、及び評価者次第で結果が変動することも考えられます。

そのため、高度な訓練を受けた人だけがアセスメントを行えるよう、資格保有を義務付けており、臨床心理士や特別支援教育士などの資格保有者が対象です。障害傾向を判断すると共に、能力についての数値化を客観的かつ科学的に行い、誰もが共通理解を得られるようにできるのが特徴です。

また、こうした資格保有者は、アセスメントとその後のケアプランの策定も一緒に行えるため、一貫したケアを提供できるのも強みです。

4.アセスメントを元に個別支援計画を作成する


適切なアセスメントを実行することで、能力の程度や傾向によって適切な個別支援計画を作成することができます。発達障害のアセスメントを行うことで、個人の能力、障害の傾向を知ることができるため、各々に適した訓練や改善を実施できます。

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